この記事の所要時間:約 3 分 4 秒
僕がいた通信制サポート校は
個別指導で授業を行っていました。
最初に私が担当になった生徒は
県内トップレベルの高校から
移ってきた生徒だったのです。
想定以上に
教えがいのある生徒たちでした。
それにお昼休みは
生徒と一緒にお昼ごはんを食べたり、
カードゲームやUNOで遊んだり。
生徒とのふれあいも思いもよらず、
とても楽しい時間でした。
あっという間に通信制高校の先生
という仕事にハマってしまったのです。
それまで挫折続きで
凹んでいたのがウソのように
毎日が楽しい日々に変わりました。
そんな中、片手間にやっていた物販も
あっという間に、それだけで
暮らしていける売上・利益になりました。
(生活が充実していたせいか?)
しかしそんないい状態も
長くは続かなかったのです。
いつものパティーン
いわゆるモンペから
ありえないクレームを受けたのが
始まりです。
それまで休むことのなかった生徒が
平気で授業をサボるようになったり、
大学受験に真剣に向き合わない
生徒がいたり・・・
イライラはどんどん増えていきます。
そのイライラは物販にも悪影響を及ぼし
仕入れ先とのやりとりにうんざりしたり
終いには物販コンサルの講師に
苦情を入れてしまったのです。
物販がすっかり嫌になってしまい
それ以来物販に取り組むことは
なくなりました。
(またやるかもしれないので
休止中ということにしてます)
そして秋になり、
最初にやりがいを感じていた生徒は
推薦で大学に合格して
私の手を離れていきました。
気付けば授業をサボる生徒や
訳有りで静かに授業を受けられない
生徒が増え、楽しかった仕事も
別のものになりました。
誰よりも教えがいを感じていて
力を入れて教えていた女子生徒まで
私立の文系に進むので
数学をやめることになったのです。
捨てたのは数学なのに
何だか自分が捨てられた気分に
なりました。
この頃には何のために高校生に
勉強を教えているのか
すっかり見失ってしまっていたのです。
事務的に仕事をこなしているだけで、
生活の他の部分には
何の張り合いも感じなくなってしまいました。
あらゆる面でやる気もゼロ。
時間が経つとやる気を失くすという
いつものパティーンに
陥ってしまったのです。
ターボさんの対談動画
そんなある時、加藤将太さんと
犬飼ターボさんの対談動画を
見る機会がありました。
その動画でわかるようで
よくわからない言葉を
初めて聞いたのです。
安心感・つながり感・自己肯定感?
崖ルート・階段ルート?
おまけに階段ルートが身につけば
やる気も出てきて
楽に行動できるようになるって
魅力を感じずにはいられませんでした。
動画で説明を聞いただけじゃ
理屈はわかっても、
とても実生活に使える内容ではありません。
ターボさんが主催している
センターピースという心理学講座で
より詳しく教えてくれるということでした。
とりあえず一日集中講座に
行ってみましたが
一日じゃ理解できるものでは
ありません。
受講料は安くはありませんでしたが、
その時感じていたモヤモヤが
解決されるのではないかと
期待も膨らんでいきます。
その期待には抗うことはできず
半年間のセンターピース初級コースを
受講することに決めたのです。