この記事の所要時間:約 2 分 35 秒
先日ちょっと用事がありまして
授業を休みたかった日があったのですが、
「最後の授業だけでいいので何とか間に合いませんか?」
と頼まれてしまい仕方なくOKしていまいました。
予定が済んだら急いで戻り、
約束の時間ギリギリに飛び込んだら
生徒の反応がなぜか優しく感じたのです。
ある男子生徒からは
「ギリギリ間に合いましたね〜」
と声を掛けられ
また別の女子生徒とは目が合った時に
お互いにニッコリ。
それだけ?と思うかもしれませんが
ほんの少し前、彼女を教え始めた頃は
目の前で問題を解かせると
緊張のあまり彼女は手をプルプルさせてました。
自分もあがり症なので気持ちがよくわかり
妙なつながり感を感じていました。
そんな彼女が目があっただけで
ニッコリするなんて大進歩です。
きっと生徒たちの反応が優しくなった(気がする?)のは
最近の私がホメる割合が増えたから
と勝手に捉えてます。
以前は
「賞賛:ダメ出し=2:8」
くらいだったのが、今では逆に
8:2くらいで他人をホメられるようになりました。
「公式くらいは覚えておいてね」
「このパターンの問題は何回かやっているので
いい加減できるようになって」
のような軽めですが、
注意するようなことしか言えなかったのに
「公式しっかり覚えていて素晴らしい。」
「テストに向けて意欲的なのはいい。」
「少し難しい問題にもチャレンジする姿勢は立派です」
とか、どんな些細なことでも
自然とホメることができるようになりました。
これもセンタービースの3回目のセミナーでやった
ホメホメワークのおかげです。
そのワークで
ホメられることの喜びを知ったから
他人もホメられるようになったのでしょう。
日本人のほとんどは文化のせいか、
自己肯定感が低い人が多く、ホメられても
「そんなことないです〜」
とか言っちゃいますよね。
ホメられたら喜べるようになる
=自己否定から自己肯定へ
これがセンタービースで得た大きな成果の一つです。
その証拠に半年くらい前の1日集中講座でも
このワークはやったのですが、
何をホメられてもうれしくないし
その理由を聞いても納得できなかったのを強烈に覚えてます。
こんなに自分に優しくなかった人間が
他人をホメることなんて到底できるはずがありません。
他人にダメ出ししてた
「なんでやらないの?」
「なんでできないの?」
「なんで満足いく成果が出ないの?」
という言葉も、そっくりそのまま自分に使っていた言葉。
今にして思えば、
相手に自分を見て、ダメ出ししたような気がします。
そんな私もセンタービースのおかげで
自己肯定もできるようになった結果、
ホメられたら思いっきり喜ぶことができ、
また自然と他人をホメられるようになりました。
これだけでもセンタービースを受講したかいがあります。