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センターピースを受講する前の去年の話ですが
私が勉強を教えていた高校生二人に
「こんな成績で大学行きたいなんて寝言は寝て言え！」
的なことを厚いオブラートに包んで、
優しく受験生に告げたことがあります。
（私は勉強を教えることだけが仕事で
三者面談のような席には立ち会わないので間接的にです）
センターピースで言うところの、まさに崖ルート的発言です。
もちろんセンターピースに出会った今はこんなこと言いません。
その結果、一人の生徒にはトドメの一撃となり、
進学をあきらめ私が教えていた教科の授業もストップに。
その生徒にそう伝えたのはそれなりの理由があったのですが
誰もはっきり言わないので私からあえて伝えました。
なので今でも後悔はありません。
しかしもう一人の生徒には模試の判定が振るわないだけで
そこまで言うことはなかったのでは、
と今では少し後悔しています。
私が伝えた言葉だけが理由ではないでしょうが
それまで授業を休むことがほとんどなかったのに
その後はちょっとした理由で休むようになりました。
普通の高校とはちょっと環境が違うので
欠席はそこまで珍しいことではないのですが、
悪い方向への変化は私の指摘が原因の一つかも？
と今になって思ってます。
今更ですがそれに気付けて良かったです。
結局、彼女は受験直前までなかなかエンジンがかからず
どうなるか心配はつきませんでしたが
結局無事に大学生になりました。
でも、もしその時に
真っ向から否定するような言葉を伝えずに
「自分なりによく頑張ってきたね。
今の成績は振るわないけど
受験までまだ半年あるから大丈夫。」
とか温かい言葉をかけてあげられたら
その生徒のその後の勉強に対する姿勢が変わり
もうワンランク上の大学に行けたかもしれません。
要は肯定してあげれることができれば良かったのです。
「大学行くの厳しいです」
では全否定ですから
やる気を削がれても不思議ではありません。
そういう自分もセンターピースを受講する前は
自己否定の塊のような人間で自分責めばかりしていました。
崖ルートを地で行くタイプで、疲れ切ったり、
何かあったらすぐにイラツイたりしてしてました。
だから表面上は優しい人間を装っていても
こういう重要な局面では
つい厳しいことを言ってしまうんですよね。
本当に最近になってですが
センターピースのおかげで自分責めが劇的に少なくなり
自己肯定感が上がっているのが感じられます。
そのおかげでどんな些細なことでも
生徒を自然にホメられるようになりました。
センターピースを受講した主な目的は
自分が楽しい気持ちで人生を送りたかったからなのですが
目的とは違うメリットにあやかることができました。
センターピースの最初の頃に
「階段ルートになったら自分にも他人にも優しくなることができる」
とターボさんに言われていましたが
まさにこのことだったんですね。
もともと優しい人間だとよく言われていましたが
嫌われたくないから優しくしている部分が
自分の中にあったのも否めず、
だから他人に優しいとホメられても
うれしいどころか何だか少し嫌味にさえ聞こえていたのです。
でも今なら優しいとホメられたら素直にうれしいと思えます。
階段ルートが目に見えるようになってきました。
