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前回の記事
センターピース的には先延ばしも才能だけど、早死したくないので…
の続きで、
具体的な先延ばしを防ぐ方法を
ご紹介します。
環境を整える
まずは周りの環境を整えること。
(よく言われることですが)
手っ取り早いのは
場所を変えてみること。
カフェとか図書館とかに行くのが良い
とはよく聞く話ですが、
会社内でも部屋や机を変えてみたり、
自宅の中で
リビングに移動してみるだけでも
効果はあるそうです。
また、具体的にタスクを邪魔する
大きな要因として、
最近ではスマホがありますよね。
私もついダラダラスマホをやってしまいます。
スマホ、本など
誘惑の元を断つためには、
全部ダンボールに入れて
視界から隠してしまいましょう。
ついダンボールの覗きたくなったら、
ガムテープで止めちゃいましょう。
人間はやることがない
退屈な状態は耐えられないように
できてるそうです。
タスクをやる環境だけが
残っていれば、
タスクをやらざるえなくなるんですね。
さらに環境を整えるために
やることとして、
付箋やメモをリマインダーとして
活用する方法もよく使われてますよね。
最近ではiPhoneのアプリにも
リマインダーがあるので、
私はそれも使ってます。
でも文字のリマインダーって
私は何となくやる気が湧かずに、
先延ばししちゃうんです。
そんな場合には
もっとオススメの方法があります。
それは連想リマインダー。
これはリマインダーを文字でなく、
イラスト、写真、
キャラクターグッズなど
ビジュアル素材に置き換えるという方法。
タスクとは関係ない絵や写真でも
文字だけのリマインダーより
効果があるそうです。
ということで、
ブログのリマインダーとして
こんなぬいぐるみを買って
早速部屋に飾ってみました。
確かにタスクと何の関係もない
パイナップルだけど
タスクを思い出してしまいます。
いつやるか?今でしょ・・・じゃなくて
「今度とおばけは出た試しがない」
と言われてるそうですが、
それを防ぐためには
具体的な日時を決めてしまいましょう。
「今度食事に行きましょう」
ではなく
「○日に食事に行きましょう」
「いつかダイエットしよう」
ではなく
「明日からダイエットしよう」
のように、今度やるでなく、
明日からやる、30分後にやると
明確な時間設定が必要。
ただ明日だけでは、
あとでやろうと同じ。
明日の○時、
明日オフイスの席に着いたら
すぐやろうと
具体的に設定しましょう。
締め切り効果を利用する
子供の頃、夏休みの宿題を
最後の2,3日でまとめてやる、
そして追い詰められて
いつも以上の集中力を発揮して
何とか終わったという経験は
あるあるですよね。
このように
締め切りを意識することによって
集中力が上がっていく現象は
締め切り効果と言うそうです。
今すぐやらなくていいことほど
締め切りを決めないと、
いつまでもダラダラと
先延ばししてしまいます。
なので、この締め切り効果を利用して
・この仕事は18時までに片付ける
・お皿洗いは食後1時間以内に終わらす
・ブログ記事は1時間で仕上げる
と意図的に締め切りをつけて
先延ばしを防ぎましょう。
CP的にはこれは崖ルートなのですが
CPでも崖ルート=悪
とは定義されてません。
階段ルート、崖ルートの
どちらが良い・悪いという
訳ではないのです。
崖ルートも上手く使いこなせば
いいのです。
話はもとに戻りますが
締め切り設定の効果的な方法は
先に後の予定を入れてしまうこと。
午後にお客様と会う予定を入れれば
それまでに説明資料を
作らなければいけません。
夜に飲み会に行きたかったら、
それまでに仕事を
終わらさなければいけません。
さらに効果を上げるには
締切りは他者に決めてもらいましょう。
ただし、自分で決める場合には
厳しく設定しないほうが
効果が高いそうです。
先延ばし対策その他
長くなってきたので、
残りの先延ばし対策は
簡単にご紹介します。
やるかやらないかの2択で分類
やることの絶対数を減らすために、
すぐやるべきことのみ
やることにして、
残りは全部やらないと
決めてしまいましょう。
先延ばしはやめて、
やるのかやらないのかだけ
決めればいいのです。
高いハードルは小分けにして具体化
例えば大掃除掃除が大変だと感じたら
・リビングに掃除機
・トイレ掃除
・窓拭き
・キッチンのシンク磨き…etc
のように小分けにすると
ハードルが下がります。
また1年後の-10kgよりも
1ヶ月後の-1kgダイエットのように
近い目標を立てればより具体化でき
行動が起こしやすくなります。
具体的手順を考え、ネガティブな連想を抑える
「なぜこれをやるのか?」を考えないで
「どのようにやるのか?」を考えましょう。
whyを考えずにHowを考えましょう
○○したら、○○する「if then戦略」
朝起きたら歯を磨くのように、
「もしXしたらYする」
という決め事はif thenルールと言います。
これを利用して
「面倒くさいと思ったら、深呼吸して手をつける」
というふうに、習慣化してしまえばいいのです。
最後に
今回ご紹介した本には
他にも先延ばしを防ぐ方法が紹介されていました。
興味のある場合はぜひ読んでみてください。