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事実と捉え方って、
CP初級第１回で教わるくらい
CPでは大事な考え方。
最初に学んでから半年以上が経ち
実践を繰り返してきたので、
だいぶ区別できるようになってきたと
思ってました。
でも先日職場でのある出来事に対して
自分の反応を振り返ってみると、
まだ区別できていない時もあると
気付いたのです。
（でもそれに気付いたことは
素晴らしいのです）
事実と捉え方の区別ができてないと気付いた出来事
先日、生徒の親から
こんなご要望がありました。
「うちの子が手間を掛けるので、先生達が忙しいのは承知しておりますが、報告書にその日の指導内容、自習の指示、宿題の内容など書いてください。」
確かに私を含め先生たちは
報告書に２，３行しか
書いてません。
それに対する私の反応
「仰るとおり、オタクのお子さんが手間掛けるから、書く暇ないんですけど(－－〆)」
とクレームを入れられたように感じ
イラッときました。
でも他の先生の反応は違いました。
でも他の先生は
とても素晴らしい反省をしていました。
「確かにご指摘の通り、我々に甘えがありましたね。報告書のコメント欄埋めるくらいは書きましょう。」
親御さんからあったのは
ただの要望なのです。
なのに私はクレームだと捉え
勝手にイライラしてただけ。
センターピースで半年以上も前に
事実と捉え方を区別することを学び
習慣にしてきたつもりでしたが、
まだできてないことに気付きました。
むしろセンターピースを知らない
他の先生の方が正しい捉え方ができてます。
時間とお金をかけて
センターピースを学んでいるので、
後から振り返ると
イライラしてた自分が恥ずかしいです。
そもそも事実と捉え方って
事実と捉え方の区別について
詳しく書いたことがないので、
ちょっと説明します。
まずは事実から
「お父さんは男だ」
「○○さんの身長180ｃｍ」
「私の視力は0.1」
「私の足の大きさは27ｃｍ」
こういうふうに計測できること、
誰から見ても同じことが事実。
でも
「お父さんは男らしい性格」
「○○さんは背が高い」
「私は目が悪い」
「あの女性は美人だ」
これはみんな捉え方。
「男らしい？いやいや高倉健さんと比べれば全然男らしくない！」
ってなる。
見る人によって感じ方が変わるのは捉え方。
身長180ｃｍでも
2mの人から見れば背が低く見えるし、
視力0.6でも0.06の人から見れば
視力はいいって見える。
美人、イケメンのような
ルックスについては言うまでもありません。
事実は空気の振動で、
それらの言葉（音）が
聞こえてきたということだけ。
自分の感情・反応を決めているのは、
事実ではなく捉え方なので
事実と捉え方を区別していきましょう
というのがCPの基本となる教え。
階段ルートを身につけるには
これができるようになるのが第一歩。
捉え方を変える。
普通は褒め言葉でも、
受け取る相手の捉え方によっては
予想外の反応が帰ってきます。
「あなたって美人ですね」
って言われても、
「そこしかホメることないんですか！」
と怒る女性もいるそうです。
この女性はこの褒め言葉ばかり
聞いてきたのかもしれません。
私も優しいと褒められることが多く、
心の中で同じ反応をしてました。
でも、これは捉え方の問題。
相手の言葉を
皮肉と捉えてたりするところに
問題があります。
というか事実と捉え方が
ごっちゃになってることが多いです。
また皮肉を言われた、
と事実にしちゃってます。
しかしそれは捉え方。
捉え方を変えるだけで、
このケースは解決します。
よく振り返ってみると、
日常の問題は捉え方の問題が多いですよ。
その原因は
事実と捉え方が区別できてないから。
まずは事実と捉え方を
区別していきましょう
･･･って偉そうなこと言ってる自分も
捉え方マスターへの道のりは
まだまだ遠いです。
でも良いのです。
階段ルートは
一気に身につくものでなく、
行ったり来たりを繰り返し、
長期間をかけて、
徐々に変わっていくものですから。
