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他人を許す前に“許せない自分を許す”ことが必要。(略)ひどいことをされたからと考えないほうがいい。君がひどい痛みだと感じた。だから、君は許せない気持ちになるのは仕方ない
ラストシーンを号泣しながら読みました。
大晦日に読んだ
ターボさんの小説「SIGNAL」
読むのは3回目なんですけどね。
今までラストシーンは
まったく気にならなかったのに。
きっと今の状況に
何か通じるものがあったのでしょう。
SIGNAL(シグナル) 感動のラスト(個人的感想)
他にもラストシーンは
今の僕の琴線に触れるシーンが
盛りだくさん。
例えば・・・
されたことが痛かったから許せなかったのだと自分を認めたことで、自分自身に対して喜びの記憶が生まれた。つまり自分自身を愛したんだ。
ラストシーンのこの部分も。
「だめだよ。起きてもいないことを考えちゃ。マスターが言ってたじゃん」そうか、これが想像で痛みを作る瞬間か。俺はいつもこうして痛みの記憶を作ってきたんだ。でも一体何のためだ?
このシーンなんかは涙が止まりません
「俺たちは嫌われ者だ。誰かとの絆が続くなんて考えるな。傷つかないで済むだろう」その言葉で理解した。「お前は本当に俺を守ろうとしているのか」「お前はずっと俺の心にいたんだ。俺が傷つかないように、失望しないように」「でも、もう大丈夫だよ。壊さなくていいんだ」
これらのシーンに引っかかるなんて
何かあったかって?
それはご想像に任せます。
なぜ3回目のSIGNALを読んだか?
前回の記事
自分の強みは父からのギフト?それに気付けたささやかな余暇
こちらをFacebookでシェアしたのですが
ターボさんからこんなコメントが。
こう言われると、気になってしまいます。
どこらへんがシグナルみたいなのか、
知りたくなってしまいます。
そして読んでみた結果・・・
お父さんとの釣りのシーンがありました。
本当に覚えてなかったので偶然です。
マネした訳ではありません。
SIGNALはセンターピースの参考書
SIGNALは、センターピース内では
”愛”という概念を定義する本として
オススメされています。
本のサブタイトル
「愛とは欲求が満たされた喜びの記憶」
が愛の定義そのものです。
サブタイトルで答えがわかっちゃうと
聞くと読む必要性を
感じなくなちゃうかもしれませんね。
でもそんなことはありません。
センターピースのワークが
さり気なく入っているし・・・
愛=欲求が満たされた喜びの記憶
へ至るストーリーも秀逸です。
そして今回の僕のように
読み重ねていくとその時の状態により
新たな気づきもあります。
愛という内容なので、出版社受けせず
Kindleでの出版しかありませんが、
まだでしたらぜひ読んでみてくださいね。
僕も時間を置いて
また読んでみようと思います。
P.S.
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。